インフォメーション

2024/01/15

殖彩にこめた想い

おかげ様で殖彩ホームページも令和5年5月10日で満10年を迎えました。

ひとまず振り返って、この名称にこめてきた想いを紹介させていただきます。

殖彩(しょくさい)の殖の文字は部首の【歹(がつ)】へんと、すなお・まっすぐなどの意味を持つ【直】からなりますが、私はこの一文字を命の循環として捉えました。

生き物はいつしか死をむかえます。でも自然環境のなかでは捕食者や微生物等によって直ぐに分解され、他の無数の命へとつながります。

私たちは忘れがちですが、命の循環がダイレクトに生態系を支えています。

彩の文字は命の循環が生態系を支えつつ生物多様性を育む様子と、わたしたちに彩り豊かな食材や快適な生活環境をもたらすことを表現しました。

 

殖彩は消費者が欲しい食材を生産する目的と同様に、私どもの行為が生態系への影響を常に想像できる現場でありたい。

このこだわりを看板の殖彩に掲げつつ、技術的な向上を図りながら情報開示に努めて参ります。

 

追記:生態系の中で微生物が重要な存在であることが、とても分かりやすく説明されているサイトをご紹介します。

微生物は地球のそうじやさん (microbial-ecology.jp)

 

2022/10/07

農業研修生募集について

殖彩では期間を定めた農業研修生の受け入れを行っております。

有機農業に関心がある方、無農薬栽培にチャレンジを考えている農業後継者の方、就農に必要な知識を得たい方等々。

まずは短期間の就労で経験を積みたい方も受け入れますのでご相談ください。

2020/12/13

食べチョクでの販売を開始しました。

令和2年11月16日より、食べチョクサイトでお米を販売しています。

食べチョクサイト(https://www.tabechoku.com/)から 殖彩(しょくさい)で検索、

又は https://www.tabechoku.com/producers/22762 まで。

 

当ホームページの殖彩ロゴも新しくなり、これまで以上に様々な情報をお届けしたいと思います。

2019/07/28

圃場見学について

 新型コロナの影響により、令和2年の圃場見学会は中止致しました。

一方、オープンな形での安心安全を追求したいので新型コロナに配慮しつつ、個別に圃場見学を受け入れます。 

主な内容は栽培状況の確認、並びに殖彩の取り組み内容の紹介です。

なお、[お問い合わせ/ご意見メニュー]からのお申し込み必須となります。

本文の欄に【お名前(グループ名等)、携帯電話番号、希望日時、参加人数】を入力し送信してください。

出来るだけ希望日時は複数候補をあげて頂き、希望一週間前までのお申込みをお願いします。

日程調整後に、受付メールを送付致します。

なお、業務上の制約から10時から15時までの間で、約半時間程度を基準にお願い致します。

日程調整ができない日時をお申し込みの場合は、受付できない旨をメール致します。

自然が相手の農業であり、さらには急な理由で対応できない場面も出てくると思います。

こちらから突然お断りする場合も、一切の保証対応はできない事をご了承の上でお申込みください。

2015/01/02

安全神話で拡がるネオニコチノイド系農薬

作物への浸透性があり散布しやすく効果が高いネオニコチノイド系農薬は、残効も長く減農薬として特別栽培でも多用されて年々利用拡大が進んでいます。

安全性が高いとされ、家庭用・ペット用殺虫剤、シロアリ駆除や住宅建材、ガーデニングや林業にも幅広く使われるようになりました。

一方、私たちの住む田舎では赤とんぼやトノサマガエル、ミツバチやスズメなど激減した生き物は多く、生物多様性が脅かされています。

「農薬の安全性が高くなって生物多様性が低下する」って、矛盾してますよね!?

先月、小松島市生物多様性協議会でNPO法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 副理事の中下裕子さんの講演があり、参加させて頂きました。

今回の講演はその答えに迫る内容であり、だからこそ皆が知るべき情報でしたので以下にご紹介します。

 

    特定非営利活動(NPO)法人 ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議

      JEPA (Japan Endocrine-disruptor Preventive Action)

           ホームページ  http://www.kokumin-kaigi.org

           講演内容 http://kokumin-kaigi.org/wp-content/uploads/2011/03/Neonicotinoid2012-11.pdf

 

現状でネオニコチノイド系農薬などを全廃すると、正直なところ混乱は起きると思います。

しかし、農薬に頼らない上で生産性の高い有機農業技術は既に整ってきました。

中下先生は弁護士をされながら、自然農法も実践の上で活動されています。

殖彩ではネオニコチノイドを含む化学合成農薬全廃に向けて、栽培手法や使用資材をホームページで紹介しています。

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