品目別生産履歴
- 令和6年産米 コシヒカリ(6)
- さといも(7)
- こまつな(5)
- 玉ねぎ苗(4)
- しょうが(6)
- 令和5年産米 コシヒカリ(6)
- ほうれん草(7)
- ゴーヤ(5)
- 令和4年産米 コシヒカリ(4)
- 玉ねぎ(6)
- きゅうり(6)
- ニンジン(6)
- ミニトマト(5)
- ネギ (白ネギ)(7)
- コリアンダー(パクチー)(5)
- さつまいも(7)
令和6年産米 コシヒカリ
生産者 森 博之
2012年より全品目で化学肥料・化学合成農薬不使用を志す
小松島市生物多様性農業推進協議会会員
小松島南部有機の会会員
徳島県みどり認定(エコファーマー)再所得
育苗履歴 育苗期間中、化学肥料・農薬は使用していません。
床土の準備 基材の赤土を土壌分析と施肥設計、大型攪拌機により床土を自家配合
(床土配合) 赤土、みみず太郎100、マンキチ30号、クアトロネオ
覆土資材 稲用みみず覆土または床土配合(みみず太郎100を増量)
種もみ準備 購入種子(種子更新のための市販種子)及び自家採種種子
脱ぼう(イガとり)、塩水選、種もみ乾燥、温湯処理(60℃8分)
酵母菌処理(ドライイースト菌液浸漬)約半日
浸種5日,催芽1日(日数は目安)
播種 約125g/1枚
育苗形態 ハイマット被覆の後、プール育苗
追肥 フィッシュソリュブルと酵母菌(ドライイースト)混合液を3回施肥
光合成細菌 田植え当日に光合成細菌培養液を約1㍑/苗箱に潅水
写真は鎮圧ローラーによる苗踏み作業。過去にはすべて足踏みで歩いたこともありました。
苗の数が増えて中断していましたが、野菜の播種床用のローラーを押して歩いています。
肥料 栽培期間中、化学肥料を使用していません。(窒素成分)
堆肥 馬糞堆肥
元肥 なっとく有機、水酸化マグネシウム、セルカ粉、マンキチ30号、アイアンT、あらびき天日塩
田植時施肥 オーガニック853(側条施肥田植え機)、リモニド(土壌改良資材:黄土)
追肥 なっとく有機、腐植活性水・アイアンT混合液(流し込み)
穂肥 オーガニック853、水酸化マグネシウム
写真は堆肥散布の様子です。
農薬 栽培期間中、化学合成農薬は使用していません。
昨年と同様に、一部でジャンボタニシ対策として、「スクミンベイト3」を使用しています。
有効成分はリン酸第2鉄で、有機JAS適合農薬です。
1.雑草対策/堆肥投入による稲わらの土中発酵と、バチルス菌の多いアミノ酸肥料を組み合わせての抑草。
雑草の発生場所は手作業及び中耕除草機での除草。
2.病害虫対策/全圃場の土壌分析による施肥設計と、適切な微生物(酵母菌、乳酸菌、光合成細菌)管理で、根張りが良く茎の硬い稲づくりで被害を軽減。塩の施用によるカメムシ被害の低減。
写真は中耕除草機の作業状況。
水稲栽培 年間スケジュール
8~9月 土壌分析
稲刈り直後より 秋耕
1 月 堆肥散布、耕運
3月より 床土配合・籾種準備・播種・プール育苗
2~4月 元肥施肥・耕運
4,5月 荒代掻き、仕上げ代掻き(ハロー)
4,5月 田植え
5月 追肥
6月 穂肥
8月下~9月 収穫、乾燥、調整、出荷
写真は穂肥前の追肥として、アイアンTを溶かした腐植活性水を潅水時に流し込んでいる様子。
より安心なトレーサビリティ体系
乾燥・調整作業ごとに番号を設けて、当該ロットの栽培履歴が追えるようにしています。