品目別生産履歴

令和6年産米 コシヒカリ

生産者      森 博之

生産者      森 博之

2012年より全品目で化学肥料・化学合成農薬不使用を志す

小松島市生物多様性農業推進協議会会員

小松島南部有機の会会員

徳島県みどり認定(エコファーマー)再所得

 

育苗履歴  育苗期間中、化学肥料・農薬は使用していません。

育苗履歴  育苗期間中、化学肥料・農薬は使用していません。

床土の準備   基材の赤土を土壌分析と施肥設計、大型攪拌機により床土を自家配合

(床土配合)   赤土、みみず太郎100、マンキチ30号、クアトロネオ

覆土資材    稲用みみず覆土または床土配合(みみず太郎100を増量)

種もみ準備   購入種子(種子更新のための市販種子)及び自家採種種子

        脱ぼう(イガとり)、塩水選、種もみ乾燥、温湯処理(60℃8分)

        酵母菌処理(ドライイースト菌液浸漬)約半日

        浸種5日,催芽1日(日数は目安)

播種      約125g/1枚

育苗形態    ハイマット被覆の後、プール育苗

追肥      フィッシュソリュブルと酵母菌(ドライイースト)混合液を3回施肥

光合成細菌   田植え当日に光合成細菌培養液を約1㍑/苗箱に潅水

 

写真は鎮圧ローラーによる苗踏み作業。過去にはすべて足踏みで歩いたこともありました。

苗の数が増えて中断していましたが、野菜の播種床用のローラーを押して歩いています。

肥料   栽培期間中、化学肥料を使用していません。(窒素成分)

肥料   栽培期間中、化学肥料を使用していません。(窒素成分)

堆肥    馬糞堆肥

元肥    なっとく有機、水酸化マグネシウム、セルカ粉、マンキチ30号、アイアンT、あらびき天日塩

田植時施肥 オーガニック853(側条施肥田植え機)、リモニド(土壌改良資材:黄土)

追肥    なっとく有機、腐植活性水・アイアンT混合液(流し込み)

穂肥    オーガニック853、水酸化マグネシウム

 

写真は堆肥散布の様子です。

農薬    栽培期間中、化学合成農薬は使用していません。

農薬    栽培期間中、化学合成農薬は使用していません。

昨年と同様に、一部でジャンボタニシ対策として、「スクミンベイト3」を使用しています。

有効成分はリン酸第2鉄で、有機JAS適合農薬です。

 

1.雑草対策/堆肥投入による稲わらの土中発酵と、バチルス菌の多いアミノ酸肥料を組み合わせての抑草。

雑草の発生場所は手作業及び中耕除草機での除草。

2.病害虫対策/全圃場の土壌分析による施肥設計と、適切な微生物(酵母菌、乳酸菌、光合成細菌)管理で、根張りが良く茎の硬い稲づくりで被害を軽減。塩の施用によるカメムシ被害の低減。

 

写真は中耕除草機の作業状況。

水稲栽培 年間スケジュール

水稲栽培 年間スケジュール

8~9月      土壌分析

稲刈り直後より   秋耕

1 月       堆肥散布、耕運

3月より       床土配合・籾種準備・播種・プール育苗 

2~4月      元肥施肥・耕運

4,5月        荒代掻き、仕上げ代掻き(ハロー)

4,5月        田植え

5月        追肥

6月        穂肥

8月下~9月    収穫、乾燥、調整、出荷

 

写真は穂肥前の追肥として、アイアンTを溶かした腐植活性水を潅水時に流し込んでいる様子。

1