品目別生産履歴

令和7年産コシヒカリ特別栽培米

生産者   殖彩 森 博之

みどり認定取得

小松島市生物多様性農業推進協議会会員

小松島南部有機の会会員

水稲栽培 年間スケジュール

8~9月      土壌分析
稲刈り直後より   秋耕
1 月       堆肥散布、耕運
3月より       床土配合・籾種準備・播種・プール育苗
2~4月      元肥施肥・耕運
4,5月      荒代掻き、仕上げ代掻き(ハロー)
4,5月       田植え
5月        追肥
6月        穂肥・実肥
8月下~9月    収穫、乾燥、調整、出荷

育苗履歴   育苗期間中、化学肥料・農薬は使用していません。

育苗履歴   育苗期間中、化学肥料・農薬は使用していません。

床土の準備   基材の赤土を土壌分析し施肥設計、大型攪拌機により床土を自家配合
(床土配合)   赤土、みみず太郎100、マンキチ30号、クアトロネオ、BMようりん
覆土資材    稲用みみず覆土または床土配合
種もみ準備   購入種子
        塩水選、種もみ乾燥、温湯処理(60℃8分)
        酵母菌処理(ドライイースト菌液浸漬)約半日
        浸種5日,催芽1日(日数は目安)
播種      約125g/1枚
育苗形態    ハイマット被覆の後、プール育苗
追肥      オーガニックリキッドと酵母菌(ドライイースト)混合液を3回施肥
光合成細菌   田植え当日に光合成細菌培養液を約1㍑/苗箱に潅水

写真は鎮圧ローラーによる苗踏み作業です。 2~3回実施しています。

土作り   栽培期間中、化学肥料を使用していません。

土作り   栽培期間中、化学肥料を使用していません。

基礎的な有機物  馬糞・おがくず堆肥 又は緑肥、 稲わら残渣
使用元肥等    オーガニック853、なっとく有機又はしょうゆカス、水酸化マグネシウム
         セルカ、マンキチ30号、アイアンT、あらびき天日塩、リモニド(黄土)
利用微生物    酵母菌・乳酸菌(施肥前圃場)、光合成細菌(田植前苗箱)
追肥       腐植活性水・アイアンT混合液(流し込み)
穂肥       オーガニック853、水酸化マグネシウム、草木灰

写真は緑肥刈取り粉砕の様子

農薬  栽培期間中、化学合成農薬は使用していません。

農薬      栽培期間中、化学合成農薬は使用していません。

一部の田んぼでジャンボタニシ対策として、「スクミンベイト3」を使用しています。
有効成分はリン酸第2鉄で、有機JAS適合農薬です。

雑草対策で以前から行っていたバチルス資材を利用した抑草は、地球温暖化により難しくなって来ました。
田んぼに水をためると強い日差しでお湯になり、稲の生育に影響を与えるからです。
そこで、浅水管理や間断潅水、そして中干も行うことから雑草対策は中耕除草が主役となっています。
本年は抑草効果もある、緑肥のヘアリーベッチに取り組みました。
経過は順調で、来年度から本格導入を計画しております。
写真はは7月11日に撮影した緑肥を利用した圃場の様子です。

収穫・乾燥調整

収穫・乾燥調整

今年は好天が続き、収穫はお盆過ぎから約20日間でした。

乾燥調整にかかるロット番号から、刈取り圃場や日付・数量などを記録しています。

サンプルも一年間保管して追跡可能とし、より安心安全を追及しております。

 

 写真はロット番号#20における、刈取り圃場での収穫風景です。

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